マンション投資の正しい知識

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崖下というと、竹林に覆われた斜面の下を思い浮かべるかもしれない。
しかし、今時、そんな土地を住宅地として売ることはない。 売ったとしても、そんな不気味な土地、誰も買わないだろう。
ちなみに、崖に竹林がつきものである理由をご存じだろうか。 竹が崖を好むからではない。
崖崩れを防ぐため、わざわざ竹を植えたからだ。 竹は地面にしっかりと根を広げる。
この根が地面を押さえ、土砂崩れを防いでくれるわけだ。 竹林に代わり、現代では鉄筋コンクリートの擁壁で崖を覆い、崖崩れを防いでいる。
この擁壁の下に住宅地が造成され、販売されることがある。 そういった擁壁下の住宅地、及び、建売住宅も決してお勧めできないのである。

ご存知の通り、日本は高温多湿の国である。 この気候の中、家は湿気との戦いを強いられてきた。
高温と湿気はカビを発生させ、それをエサにするダニも発生。 木を腐らせるだけでなく、住む人の健康を害する。
だから、少しでも、湿気の少ない暮らしをしようと、日当たり、風通しの良い場所が最上のものとされてきた。 ところが、崖下は風通しがわるく、日当たりもわるいことが多い。
湿気がたまりやすい場所なのだ。 さらに、山の北側斜面も、住む場所としては人気がない。
なだらかな丘の北側ならまだしも、勾配が急な山の北側は日当たりがわるいからだ。 そのため、昼なお暗い山の北側とか北側の崖下には、墓地が設けられることが少なくなかった。
住む人がいないから、お墓の場所として活用されたわけだ。 墓地のまわりは竹藪が囲み、ある種のムードが最高潮に盛り上がる。
おかげで、崖下のイメージはますます悪くなっていったのである。 現在、崖下や北側斜面に対し、悪いイメージは薄れている。
もちろん、日当たりのわるさや、まわりの土地より低い場所にあることはマイナスポイントになる。 が、その分、割安の値段がつけられているから、「この値段なら、崖下でもいいか」ということになる。

ただ、「崖下でも良し」とする場合、忠告が1つある。 それは、家は木造ではなく、湿気に強い軽量鉄骨造がお勧めということだ。
斜面に建つマンションは風抜けが悪い斜めになったスロープ状の土地=斜面にマンションが建設されることがある。 いわゆる斜面マンションだ。
山肌にへばりついたように建設され、下から見上げると、コンクリートでできた段々畑のように見える。 それが、斜面マンションの特徴だ。
斜面マンションの良さは、まず、外観が個性的になること。 そして、ほとんどの住戸にルーフバルコニーが付くため、物件によっては海辺に建つリゾートマンションにように見えないこともない。

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